Partner "Sriracha Farm Thailand"

Sriracha Farm Thailand は30年以上の歴史を持ち、200エーカーという広大な敷地で高水準でのクロコダイル飼育管理、そして制作現場では厳重な品質管理の下プロダクトを製作しております。

世界有数の有名ブランドがこぞって入手しているクロコダイル革が存在し、当クロコダイルファームではそれに該当する「シャムワニ」を飼育しており、現在120,000匹にも達します。

 これらの革は強度だけでなく、天然のものとは思えないような均等に並んだ腑模様の美しさから、 『革のダイヤモンド』と称されます。
 


クロコダイル革の製作現場では、最新式の設備を用いるだけでなく、さらにWHO等の国際機関や各国の規制当局が策定している医薬品等の製造管理および品質管理に関する基準、Good Manufacturing Practice (GMP)に則り、革製品を製作しております。

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製造プロセス

"Sriracha Farm Thailand" ではワシントン条約に基づき全てが養殖されたもので、もちろん日本へ輸出される商品も条約に則った革、そして正しい製造プロセスを通過したものが取り扱われています。

原皮

こちらは現在主流の背中の中心をカットしお腹部分をメインにしたバックカットとよばれるものになります。

原皮を保存する場合、皮は痛みにくいよう塩漬けの状態です。冷蔵庫にて厳重な温度管理の元保存されます。

染色

その後、鞣し工程が完了し、染色前の下地を仕上げた後、染色工程に入ります。

時間をかけしっかり染料と革を馴染ませていきます。ほんの少しの染料配合の違いで完成のイメージが大きく異なってきます。

希望通りのカラーに染色できるようになるには多くの経験と知識を要しますが、当社は30年以上培ってきたキャリアがあります。

革の選別

クロコダイルのお財布は革の選別から始まります。クロコダイルは年齢とともに大きくなり、革になるサイズも変わります。

サイズで分けられた革を独自の基準で一枚一枚チェックしていきます。

15年以上のキャリアを持つ職人Ruang氏の真剣な作業風景。

裁断

革の選別後、裁断工程に入ります。この際クロコダイルの斑模様が美しく映えるようミリ単位での裁断技術が要求されます。

生地などを裁断する場合は生地幅など寸法が決まっている為、ロスが無いように裁断できますが、天然皮革になると形が一緒でないうえ傷の有無をなどを確認し、なおかつロスが無いようにしなければなりません。

芯材との貼り合わせ

美しくシンメトリーに裁断されたクロコダイル革を寸分違わず切り取られた芯材にあわせて行きます。この芯材は型くずれしにくい工夫がされています。

縫製

技術の差が出やすい一つ一つのステッチも完成後をイメージしながら丁寧に縫製されていきます。

慎重にミシンが入っていきます。地道な細かい作業の積み重ねによって皆様にご満足いただきお使いいただくというゴールを目指します。

仕上げ

財布を使用する上でファスナーのスムーズさはとても大切ですのでしっかりと確認します。

最後の最後まで細かい箇所に目を見張りながら、最高品質を目指します。

Craftsmanship featured by Sriracha Farm Thailand.