エポスカードは、マルイグループのカード事業である株式会社エポスカードが発行しているクレジットカードです。
マルイをよく利用する人を始め、海外旅行保険が利用付帯だったり、ETCカードが年会費無料でついてきたりと魅力満点の1枚です。(10 月 1 日より利用付帯に変更)
今日は、エポスカードとはどんなカードか、メリットやデメリット、向いている人の特徴、申し込み方法の手順などを詳しく解説しようと思います。
「クレジットカードを作りたい人」
「エポスカードを検討している人」はぜひ最後までお読みください。
Contents
1. エポスカードとは何か
エポスカードは、株式会社エポスカードが発行するクレジットカードであり、丸井グループの店舗にてお得に使うことができます。
誰でも持ちやすいクレジットカードで、メインでもサブでも良し、大学生にとっての初めてのカードでも、社会人の2枚目のカードとしても人気があります。
発行日数も最短で当日、いろんな電子マネーやスマホ決済にも対応しており、非常に使い勝手のいいクレジットカードといえるでしょう。
2. カードの種類、メリット・デメリット
エポスカードには、ランクごとに3つの種類があります。
ご覧の通り、グレードが上がるにつれて年会費や海外旅行保険のカバー額などが上がりますので、利用用途に合わせて選びましょう。
➥ エポスカードのメリット
エポスカードは、「エポスカードVisa」なら年会費は無料、「エポスゴールドカード」でも、年間利用額が一度でも50万円を超えるとずっと無料になります。
エポスカードVisaだけでも海外旅行保険が利用付帯でつくのですが、エポスゴールドカード以上ならラウンジも利用可能なので、国内外旅行や出張をよくする人にとってはメリットが多いです。(10 月 1 日より利用付帯に変更)
では、具体的にエポスカードのメリットについて、ご紹介します。
充実した利用付帯保険
エポスカードは年会費が無料でありながら、海外旅行保険が利用付帯でついてきます。
通常、海外旅行保険には「利用付帯」と「自動付帯」があり、前者は国内で電車やバス、または航空券などの交通費を支払うことで保険が適用されるもので、後者は海外に行くと自動的に適用されます。
エポスカードVisaでの海外旅行保険の補償金額は、下記の通りです。
さらに、エポスカードの海外旅行保険では、キャッシュレス・メディカルサービスを受けることが出来ます。このサービスは、病院においてその場で治療費を自己負担することなく治療を受けられます。全世界1,600の病院ネットワークを活用し、最寄の最適な病院を紹介してくれます。
利用方法は簡単で、エポスカード海外旅行保険事故受付センターに連絡します。各滞在地域の各センターから自己負担することなく、治療を受けられる医師、医療施設の紹介を受けることができます。※病院に行かれる前に必ずご連絡ください。
海外旅行の場合の保険金請求の流れは、以下の様になります。
一旦医療費を建て替える場合、必ず領収書(Receipt)と診断書(Medical Certificate)をもらうようにしてください。
空港のラウンジ利用
エポスゴールドカードでは、国内19ヶ所の空港とハワイ(ホノルル)、韓国(仁川)の空港ラウンジが無料で利用できます。ラウンジ利用に上限回数はなく、好きなだけ使えます。
※利用できる国内空港ラウンジ
羽田空港、成田国際空港、新千歳空港、函館空港、仙台国際空港、小松空港、中部国際空港、大阪国際(伊丹)空港、関西国際空港、神戸空港、広島空港、松山空港、福岡空港、北九州空港、長崎空港、阿蘇くまもと空港、大分空港、鹿児島空港、那覇空港
エポスプラチナカードになれば、国内19ヶ所に加え海外1,300ヶ所以上の空港ラウンジが使え、こちらももちろん利用回数の制限はありません。同伴者1名まで無料なので、ご家族などでの利用もできます。
VISAタッチが使える
VISAタッチというのは、買い物時にカードを専用機械にタッチするだけで決済ができる仕組みです。サインや暗証番号の入力が不要になるので、手軽に買い物ができます。
新型コロナの影響もあるので、人と接触することに抵抗がある人にとって、コンタクトレスで支払いができるのは嬉しいです。
誰でも発行しやすい
エポスカードは、大学生など収入が安定しない人でも作られるカードであり、他のクレジットカードと比べても審査は柔軟と評判です。
また、エポスカードは最短で即日発行ができるので、急な出費などでクレジットカードが欲しい人にも安心です。
詳しいカードの申し込む方法は後述しますが、公式サイトから申し込み、審査、その後自宅配送か全国にあるエポスカードセンターにて受け取り、又はエポスカードセンターでも申請が可能です。
➤ エポスカードを申し込む
➥ エポスカードのデメリット
次に、エポスカードのデメリットについて解説します。メリットがあれば当然ですがデメリットもあり、両者を総合的に把握することで後悔のない選択ができます。
ポイント還元率が低い
エポスカードでは、基本のポイント還元率が0.5%と他のクレジットカードと比べてやや低いです。
年会費無料で1%還元のクレジットカードはいくつかあり、支払いでポイントも効率的に貯めたいと思っている人にはデメリットになります。
ただし、「たまるマーケット」を使ってネットショッピングをするなど工夫をすることで、還元率が2〜30倍にアップするので覚えておきましょう。
ポイントの有効期限が短い
そして、エポスカードで貯めたポイントの有効期限が2年というのもデメリットです。
ポイントで買い物をしたい人はせっかく貯めて使おうと思っても失効していたら意味がないので、有効期限のないゴールドカード以上を検討するのがいいかもしれません。
ステータスは低め
クレジットカードというのは、その人の経済状況を証明する証明書のようなものでもあります。
しかし、エポスカードは積極的にカード発行をする会社なので、ステータスを求める人には不向きといえます。
家族カードはない
クレジットーカードの中には家族カードを作成できるものがありますが、エポスカードにはそのようなサービスはありません。
家族で家計を管理したい場合には使えないので、別のカードを検討する方がいいでしょう。
3. エポスカードの特典
エポスカードで使えるおすすめの特典をいくつかご紹介します。
お得な入会特典
エポスカードで定期的にやっている「入会特典」では、カードを申請すると2,000円相当のポイントか、マルイで使える2,000円分のクーポンがもらえます。
ミュージカルや舞台のチケットがお得に
ミュージカルや舞台のチケットが通常価格よりも2,000円以上お得に買えることがあります。
加えて、エポスカード貸切公演を開催することもあるので、イベントや舞台などに興味のある人にとっては大きいです。
レンタカーがお得に借りれる
トヨタレンタカーやオリックスカーシェアなどで基本料金から割引があったり、初回料金が安くなるなどの特典があります。
また、場所によってはガソリンの料金も割引されるところがあるので、よく車に乗る人にとっては便利です。
街中で割引を受けられる
飲食店や美容院、遊園地やカラオケ、温泉など至る場所で割引特典が受けられるのもエポスカードの魅力です。
お会計から◯%オフや〇円割引など、お得に買い物ができます。
➤ エポスカードを申し込む
4. 比較されるJCB CARD Wとの違い
エポスカードとJCB CARD Wには、いくつかの共通点があるのでよく比較されます。
まず両者の大きな違いとしては、下記の2点です。
- カードブランド
- 申し込み可能な年齢
エポスカードはVISA、JCB CARD WはJCBであり、国内で使うならJCBでもいいですが海外にも行く人にとっては、日本ブランドのJCBでは物足りません。
また、JCB CARD Wは39歳以下の人しか申し込みできないのも、制限があり、万人向けではないでしょう。
JCB CARD Wにも海外旅行保険は付帯していますが、こちらは利用付帯になるのでやはりオススメできません。
5. エポスカードを持つべき人の特徴
ここまで、エポスカードの基本概要やメリット・デメリットについて解説してきましたが、どのような特徴があるのかが見えてきたと思います。
具体的に、どのような人がエポスカードを持つべきなのか、順番に見ていきましょう。
初めてのクレジットーカード
エポスカードの入会条件は、下記の2つが公式サイトに記載されています。
- 満18歳以上(高校生を除く)で日本国内に居住されている方
- 未成年は親権者の承諾が必要
具体的な年収や勤続年数などの詳細はわかりませんが、エポスカードは流通系のカードなので比較的審査には通りやすいです。
大学生や主婦の方でも、審査に通ったという声は多くあるので、最初のクレジットカードとして向いているでしょう。
キャッシュレス化が進む現代ではクレジットカードは必須です。
海外によく行く人
エポスカードには、ご紹介した通り、年会費無料で利用付帯の海外旅行保険がついていたり、カードの種類によっては国内外のラウンジが利用できたりと海外旅行や出張に行かれる人にはとにかくメリットが多い。
そして、もちろんエポスカード自体も国際ブランドのVISAなので海外の買い物にも使えることがほとんどです。(10 月 1 日より利用付帯に変更)
マルイをよく利用する
年に4回開催される優待期間「マルコとマルオの7日間」では、全国のマルイやネット通販サイト「マルイウェブチャネル」で、同カードを使い決済をすると10%オフで買い物ができます。
田舎に住んでいて近くにマルイがない…という場合でもネット通販サイトがあるので安心です。
6. エポスカードの申し込み方法
➤ エポスカードを申し込む
ここからは、エポスカードの申し込み方法について解説します。
まず、申し込みには「Web」と「アプリ」の2つの方法があり、ここでは一般的なWeb申し込みについて取り上げます。
申し込み資格について
エポスカードを申し込むには、下記の2つの要件のどちらかを満たしている必要があります。
- 満18歳以上(高校生を除く)で日本国内に居住されている方
- 未成年は親権者の承諾が必要
必要な書類について
- 本人確認書類
- キャッシュカード
- 審査結果メール(店頭受け取りを希望する場合)
本人確認書類は、1点のみでOKなのと2点提出が必要なものがあります。
➥ 1点で提出可能
- 運転免許証
- 在留カード、特別永住者証明書
- パスポート
- 個人番号カード
- 写真付住民基本台帳カード
- 官公庁が発行する写真付の身分証明書
- 障害者手帳など
※ 基本的には、顔写真付きのものが求められます。
➥ 2点で提出可能
(1点目)
- 国民健康保険証
- 社会保険証
- 年金手帳
- 後期高齢者被保険証
- 上記1点目と別の書類
- 公共交通機関の領収書(氏名・住所・6ヶ月以内発行)
- その他顔写真のない公的書
申し込み手順について
➥ 1. 利用規約と個人情報に同意
ここでカードデザインを選びます。ブライドハウス東京などデザインによっては発行手数料が500円かかるので注意が必要です。
利用規約と個人情報に関する内容をよく読み、「同意してお申し込み」に進みます。
➥ 2. 申込者の個人情報を入力
次に、申し込む人の氏名・年齢・性別・住所・居住年数・配偶者・住居費負担・生計を同一にする人数などの情報を入力します。
審査に大きく関わってくるので、間違いのないように記載しましょう。
➥ 3. 勤務先について入力する
「おしごと」の項目では現在就いている仕事について、仕事内容・従業員数・職種・電話番号を記載します。
➥ 4. キャッシングやカード利用目的を入力
キャッシングを使わない場合は「上記以外」を選択し希望額を0に設定しましょう。
カードの利用目的に関しては「生計費の決済」や「生計費と事業費両方の決済」など選択肢から適切なものを選びます。
➥ 5. 暗証番号・Eメールを入力
暗証番号やEメールアドレスを入力します。その他、エポスNet登録やETCカードの申請もできるので必要な場合は申し込みます。
これで終了です。最後に間違いがないかチェックして「入力内容を送信する」を押します。
7. 審査結果とカード発行の流れ
ここまで入力した情報をもとに審査が行われます。
エポスカードの審査はそこまで時間はかかりませんがこればかりは個人の状況によるので〇日など一概にはいえません。
そして、無事、エポスカードの発行準備が整ったらカードを受け取ります。
受け取りには、自宅配送とマルイの店舗で受け取る方法の2つがあります。
家の近くにマルイがなかったり、仕事で忙しい人は自宅配送が便利かもしれません。申し込みをしてから大体1週間くらいで自宅に届きます。
カード申請時に口座手続きを行っている人は、本人確認書類不要の簡易書類で届きます。
マルイの店舗で受け取る場合は、マルイのエポスカードセンターで受け取ります。即日発行ができ、今すぐカードが欲しいという場合にも便利です。
8. エポスカードを賢く使う裏技
基本的に誰でも作られて、年会費無料で海外旅行保険がついてくる優秀なエポスカードですが、ただ単に持っているだけではもったいないです。
どのように工夫して賢く使うか、それによりエポスカードの良さが最大限生きます。
そのポイントは、「エポスVisaプリペイドカードにチャージして使う」です。
エポスカードで貯まるポイントは還元率が0.5%とやや低く、有効期限も2年間と限られています。
エポスVisaプリペイドカードはエポスカードが発行する年会費無料のプリペイドカードで、貯まったポイントをそのプリペイドカードに移行することで、国内外のVISA加盟店で使えます。
1ポイントから交換可能なので無駄にしませんし、簡単に即座にチャージできます。
また、エポスVisaプリペイドカードで支払うと200円につき1円がキャッシュバックされるのも嬉しいです(0.5%)。
プリペイドカードは基本的に残高のお金分しか利用できないので、使い過ぎの心配もありません。
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