クロコダイル革財布は「革の王様」とも呼ばれる高級素材であり、他の革にはない豊かな表情と高級感が特徴です。一つとして同じ柄がなく、使い込むほどに独特の経年変化が味わえる点も大きな魅力です。
このように革の美しさを表現する為に、かつては長財布が主流のアイテムでしたが、近年ではキャッシュレス化の進展により「ミニ財布」の需要が高まっています。
実際、多くのメーカーでもキャッシュレス社会に向けたミニ財布が販売されてきており、二つ折り財布や三つ折り形状が多く開発されています。
少し大げさかもしれませんが、30~50代の男性が身軽に動けるスタイルとして、「手のひらに収まるミニ財布」は理にかなっています。
たとえば、あるミニ財布を実際に使ったレビューでは、カード類5枚・札11枚・小銭15枚が収納でき(普段使いに十分)、パンツの前ポケットに入れてもほとんど膨らまないほど薄型であることが報告されています。
つまり、必要なものだけを整理して持ち歩くミニ財布なら、支払い動作がスマートになるだけでなく、ジャケットやパンツの内ポケットにもすっきり収めることができます。
1. ミニ財布の定義「小さい」「薄い」の基準
当サイト独自の基準では、男性用ミニ財布は「手のひらにすっぽり収まる小ささ」かつ「薄さ2.0cm以内」と定義しています。
具体的には、日本人男性の手のひらの平均最大幅が約10.4cm、長さが約10.6cmであることから、幅10.4cm×高さ10.6cm=109.2㎠以下を「小さい財布」としています(女性用は約9.2×9.7cm=89.2㎠以下)。
また「薄さ」は一般的にジャケットの内ポケットに収めてもシルエットが崩れない厚さとされ、約2cm以内が目安です。厚みが2cmを超えるとポケットから取り出しにくく、支払い時にモタつく原因になります。
例えば、First Reachのクロコダイル三つ折りミニ財布(Shakhnoza)は幅9.5×縦7.5cmと非常にコンパクトで、男性の手のひらサイズ(109.2㎠)を大幅に下回ります。こうしたサイズ感なら手軽に持ち運べる上、必要最低限のカードや紙幣を収めつつ外観はスッキリ保つことができます。
参照先:ミニマル三つ折り財布|Shakhnoza
2. ミニ財布を選ぶ5つのポイント
ミニ財布といえども、「小さければ良い」だけではなく、以下のようなポイントで選ぶと失敗がありません。
価格と高級感
近年、牛本革などのミニ財布が安価傾向にありますが、クロコダイル革を使った高級ミニ財布でも概ね5万円以内で手に入るものも増えています。
たとえば、これまで手の届かなかったハイブランド品のクロコダイル財布も、ミニウォレットなら比較的手頃に選択肢に入ります。価格帯を確認した上で、品質の高い革や仕立ての良いモデルを選びましょう。
使いやすさ
財布の開閉やカードの出し入れのしやすさは重要です。キャッシュレス決済が多い人は、外側にカードポケットが付いたデザインが便利です。こうした構造なら財布を開かずにサッとカード決済でき、複数枚から目的のカードを探す手間も省けます。
また、小銭入れの形状や札の収納パターン(2つ折り・3つ折りなど)も実際に手に取って確かめると良いでしょう。
収納力
ミニ財布には多くを詰め込めません。普段持ち歩くものを整理して「必要最小限」を見極めることが大切です。クレジットカード1枚、キャッシュカード1枚、免許証や保険証など数枚、そして小銭数枚程度あれば多くのシーンは賄えます。
どうしてもそれ以上の収納が必要なら、カードはスマホに登録して電子決済を活用する方法も検討できます。
素材・品質
ミニ財布は日常的に持ち歩くパートナーです。革素材は経年変化が楽しめるものがおすすめです。特にクロコダイル革は使うほど手になじみ深みのある色合いに変化するため、自分だけの風合いが刻まれていきます。
また、財布の耐久性は革以上にパーツ(ボタンやファスナー)に左右されることが多いので、高品質な金具を採用したモデルを選びましょう。例えば、イタリアPRYM社の真鍮製ボタンや信頼のYKKジッパーなどを使っている財布は長持ちします。
ブランド・認証
安心して使える本物志向なら、ブランドの信頼性や正規の認証もチェックしてください。クロコダイル革はワシントン条約(CITES)で保護種に指定されており、シャムワニ・ラージ・スモールクロコダイル種などは附属書Ⅰに分類され輸出入にCITES許可書が必要です。
この許可書は本物の革製品にのみ発行されるため、販売店に提出してもらえれば正真正銘のクロコダイル革である証明になります。また、業界団体(日本爬虫類皮革協同組合など)のマークが付いている製品は、協会員による検品済みであることが多く信頼できます。
3. クロコダイル財布選びのコツ
クロコダイル革と一口に言っても素材の種類や品質には差があります。一般的に「シャムワニ」は最上級とされ、独特のダイヤ型模様(腹側の天竜板)が美しいと評価されます。
First Reachではこのシャムワニ種をタイ王室御用達のSriracha Farmで生産された本革だけを使用しています。クロコ財布を選ぶ際は、メーカーや販売店が信用できるか、素材の説明や証明がきちんとされているかも確認しましょう。
さらに、上質なクロコ財布はD2C(直販)モデルで中間コストを削減しつつ提供されることもあります。弊社First ReachではD2C体制により高級革製品を比較的お手頃な価格で販売しており、高価になりがちなクロコ革財布を約5万円未満で手にできます。
4. First Reachのクロコダイルミニ財布
最後に、First Reach から特におすすめしたいクロコダイル革ミニ財布をご紹介します。たとえば、Shakhnozaシリーズの三つ折りミニ財布(マット加工)は、外装にシャムワニ革、内装に上質な牛革を組み合わせた贅沢な仕様です。
そのサイズは9.5×7.5cmで、上記の「小さい財布」の基準をしっかり満たしています。また設計にも工夫があり、一般的な三つ折り財布の弱点である紙幣の折り跡を解消。実際に最大の1万円札でも折り目がつかないギリギリのサイズに設計し、スマートに収納できます。
収納力も優秀で、5枚分のカードスペースとコインポケットを備えつつ、全ての動作をワンアクションで行えるような使い勝手の良さを実現しています。
さらにイタリアPRYM社製の真鍮ボタンをメイン&コインポケットに贅沢に使用するなど、高品質パーツを惜しみなく採用しています。これらの特徴により、大人の男にふさわしい威厳と機能性を兼ね備えた一品に仕上がっています。
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