現地に住む多くの人が知るタクシー会社が運営するサービスだから安心して利用できる、そんなタクシー配車アプリMyBluebirdをご紹介します。
1. MyBluebirdとは
1965年、Mrs. Mutiara Siti Fatimah Djokosoetonoによって開始されたタクシーサービスが始まりで、1972年にBluebirdという会社がジャカルタで公式に設立されました。
そして2011年、スマートフォンによるタクシー配車アプリMyBluebirdが誕生しました。MyBluebirdではスマートフォンを使ってタクシーを呼び、目的地まで連れて行ってくれます。
Bluebirdの使命
お客様の満足いくサービスを提供し、タクシー業界のあらゆる分野においてリーディングカンパニーとして自社の成長を継続させていくこと。
従業員一丸となって、お客様から信頼され、そして満足のいく高品質サービスをお届けしていくこと。
MyBuluebirdが利用できるエリア
基本的にインドネシア全土で利用することが出来ます。実際に私が訪れたJakartaはもちろん、MedanやSurabaya地方でも利用することができました。
観光地で有名なBaliでも利用可能です。首都であるJakartaであれば、至る所で青色のタクシーBluebirdを見かけることができるでしょう。
Grabタクシーとの違い in インドネシア
Grabの配車サービスは、タクシー会社の運転手だけでなく個人の運転手も契約できるのに対して、Bluebirdの配車サービスは、Bluebird社のタクシー運転手だけがサポートしているという点です。
したがってBluebird社の管理下で雇用されている運転手なので、より安心して利用することができます。というのもドライバーがトラブルを起こせば、会社から解雇されてしまう恐れがあるので、運転手も変なことはできないからです。
2. MyBluebirdの使用で受ける恩恵
キャッシュレス決済が可能
クレジットカードとの連携によりキャッシュレス決済ができるので、支払いを素早く済ませることができます。
現金での支払いだと、端数を小銭で支払えると思って小銭ポケットを探したけど、結局いくらか足りなかったとかで、紙幣での支払いに切り替えたことってありませんか?
クレジットカード決済にすれば、これらの心配をする必要もなく、スピーディー、かつ過剰請求などのトラブル無くMyBluebirdタクシーを利用することができます。
過剰請求のリスクゼロ
MyBluebirdを利用すれば、タクシー乗車前に利用金額が決まります。したがって、後から運転手に高い金額を請求されることがありません。
それに加えて、サービス利用者から過剰請求などの不正行為が報告されれば、MyBluebirdタクシー運転手としての権利をはく奪される可能性がある為、変なことはできないようになっています。
コミュニケーションの必要なし
MyBluebirdタクシーの利用方法は、事前に乗車場所、降車場所を設定した後、距離や時間帯を考慮され利用料金が自動的に決定されます。
その条件を承認した後、MyBluebirdタクシーが迎えに来てくれるので、運転手に場所の説明や利用料金の交渉をする必要が一切ありません。
お金の管理がしやすくなる
MyBluebirdタクシーを利用した後、登録したメールアドレスに利用金額、乗車場所、目的地などを記した情報メールが届きます。後日そのメールを印刷すれば、海外出張後の経費精算がとても楽になります。
現金に触れずに決済が可能
MyBluebirdアプリにクレジットカードを登録することで、クレジットカード決済が可能となります。そうすれば、現金に触れる機会を減らすことができるので、衛生面においても優れています。
それに加えて、新型コロナウイルスやインフルエンザ感染予防も期待できます。
3. 利用する際に注意すること
インターネットが使用できること
MyBluebird配車サービスはスマートフォンのGPS情報を基に、利用者の現在地を把握します。その為、インターネットを利用できる環境が必要になります。
もう一つ気を付けるべき点が、ホテルの部屋などにある無料Wi-Fiでクレジットカードの情報を入力するのは、ハッキングされる危険性があるので絶対に避けましょう。
したがって日本からの旅行者や出張者の場合は、海外Wi-Fiレンタルの利用者数が5年連続No.1のグローバルWi-Fiの利用をオススメします。グローバルWi-Fiは専用パスワードによる認証だからセキュリティ面も安心です。
利用可能エリア(東南アジア)
タイ、インドネシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン、マレーシア、カンボジア、東ティモール民主共和国、ブルネイ、ブータン、ミャンマー、ラオス
わかりやすい場所を乗車場所に指定すること
MyBluebirdタクシーが迎えに来やすい場所、そして分かり易い場所を乗車場所に指定することで、スムーズにMyBluebird タクシーを利用することが出来ます。
ですのでデパートやコーヒーショップなど、Googleマップで検索したら出てくる場所を乗車場所に指定すると良いでしょう。
時間帯によってタクシーが拾えない、料金が高い
朝夕の通勤時間帯だと利用者が多い、そして渋滞が発生することから、MyBluebirdタクシーを拾えなかったり、利用料金が高くなったりする傾向にあります。
利用料金が高くなる理由は、渋滞によって移動時間が長くなるからです。
キャンセルされる可能性もある
MyBluebirdタクシーを予約して待っている最中に、突然運転手からキャンセルされる可能性があります。というのも、運転手が予想以上にピックアップする場所まで時間がかかったりすると感じて、気が変わってしまうからです。
運転手自らキャンセルすると評価に影響してくるので滅多にありませんが、時々発生します。
4. MyBluebirdアプリの登録方法
➤ iPhoneのアプリをDLする
➤ AndoroidのアプリをDLする
MyBluebirdアプリの登録方法をお伝えしていきます。
アクティビティの追跡許可
アプリMyBluebirdに、携帯内の自分の行動を追跡できるかどうか設定します。
アプリによるアクティビティの追跡を許可したかどうかにかかわらず、そのアプリの機能はすべて支障なく使えます。
新規情報の通知許可
MyBluebirdからの通知を連絡してもらうかどうかを設定します。連絡してもらいたい場合は「Allow」、その逆は「Don't Allow」を選択します。
携帯番号の入力
自分の所有する携帯番号を入力します。日本で所有する携帯番号であれば、国旗を日本(JAPAN)に設定します。ちなみに日本の国際番号は、+81です。
4桁の認証番号入力
設定した携帯番号にSMSが送られてくるので、メッセージ内にある4桁の認証番号を確認して入力します。
クレジットカード決済の設定
トップページの右下にある「Account」をクリックします。
「Payment」をクリックします。
「Credit Card」をクリックします。
クレジットカード情報を設定して完了です。
先述したように、ホテルの部屋などにある無料Wi-Fiでクレジットカードの情報を入力するのは、ハッキングされる危険性があるので絶対に避けましょう。
日本からの旅行者や出張者の場合は、海外Wi-Fiレンタルの利用者数が5年連続No.1のグローバルWi-Fiの利用が便利です。
利用可能エリア(東南アジア)
タイ、インドネシア、シンガポール、ベトナム、フィリピン、マレーシア、カンボジア、東ティモール民主共和国、ブルネイ、ブータン、ミャンマー、ラオス
5. MyBluebirdアプリの使い方
「Ride」をクリックする
赤枠部分「Ride」を選択します。
乗車場所を設定する
迎えに来てもらいたい場所を検索する場合、分かり易い場所を設定しましょう。
行先を設定する
Bluebirdタクシーで向かいたい場所を選択します。
タクシーの種類を選択する
Bluebirdタクシーにはいくつかの種類があります。
用途に分けて使用することができます。
➥ Bluebird
Bluebird専用の公共タクシーです。
乗用車のタイプは、セダンもしくはVanタイプになります。
➥ Bluebird Van
6座席以上備えたバンの利用が可能です。
➥ Bluebird Fixed Price
価格が変動しないので、安心して乗車することができます。
➥ Silverbird
海外旅行なのでラグジュアリーに過ごしたい、または顧客訪問なのでしっかりとした高級タクシー(Alphardなど)を利用したい方にオススメです。
支払い方法を選択する
デフォルト設定だと、現金払いになっています。
クレジットカード決済を選択したい場合、赤枠部分[Cash]をクリックします。
登録しておいたクレジットカードを選択します。
Buluebirdタクシーを予約する
「Order Bluebird」をクリックして予約を完了します。
迎えに来てくれるのを待つ
あとはBluebirdタクシーが決まり、迎えに来てくれるのを待ちましょう。
迎えに来てもらったら、乗車する際に「Passcode番号」を伝えましょう。
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