海外旅行に携帯するキャッシュレス財布選びのコツとオススメ４選

キャッシュレス化が進む海外では、クレジットカード決済のみでも旅行を満喫することが出来るようになってきました。しかしながら海外におけるキャッシュレス決済を使用する際には、いくつかの注意点もあります。

そこで本記事では、海外旅行におけるキャッシュレス決済で気を付けること、そして海外旅行に適したキャッシュレス財布選びのコツとオススメ財布4選をご紹介します。

• タイ王国 – 67%
• ベトナム – 61%
• インドネシア – 47%
• シンガポール – 48%
• フィリピン – 45%
• マレーシア - 40%

PwCが発表したレポート｢Global Consumer Insights Survey 2019｣によると、東南アジア各国にてキャッシュレス決済比率が40%を超えていることが分かります。

一方日本はというと、2021年時点でキャッシュレス決済比率32.5%であることから、いかに海外ではキャッシュレス決済が普及しているということが伺えます。
　

私はタイに住んでいますが、コンビニ、レストラン、デパート、ガソリンスタンドといった大抵の場所でクレジットカード決済、そしてQRコード決済（タイ国内の銀行口座を持っていれば使用可能）の利用が可能です。驚くのがタイの屋台やタクシーの支払いにおいても、QRコード決済が可能であることです。

さらに私は月に一度、東南アジア主要国であるベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピンに出張する機会があるわけですが、これらの国でもクレジットカードがあれば、配車タクシー利用、ホテル宿泊費用、レストランのお会計すべてに対応できます。

私の経験からすると東南アジア主要国であれば、たとえ旅行者や出張者であっても基本的にクレジットカードを持っていれば、大抵のことは済ませることができます。キャッシュレス決済が普及している欧米でも同じことが言えるでしょう。

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キャッシュレス決済は便利な反面、危険のリスクが存在するのも事実です。2022年、在タイ日本国大使館領事部から発行された「安全の手引き」の事例を見てみたいと思います。
　

事例：インターネット詐欺

日本からタイ入国にあたって、ホテル（隔離施設）を予約するために、宿泊代金を振り込んだ。

しかし、ホテル側の振込先が個人名であったこと、及びその後もデポジットと称して追加の振込を督促してきたことから不審に思い、ホテル側に確認した。

しかし予約の事実等はなく、また予約にあたってのやりとりの途中から、ホテル側のメールアドレスが一部偽装されていることが判明した。（例：「～@hotel.~」⇒「～hotels.~」等）

引用先：在タイ日本国大使館領事部 安全の手引き

これはおそらく何かしらの手段で個人情報であるメールアドレスが流出し、詐欺に巻き込まれてしまったのだと考えられます。

では国内外問わずキャッシュレス決済を利用する方は、普段からどのようなことに注意しておけばよいのでしょうか？
　

国内外問わずキャッシュレス決済をよく利用する方は、普段から以下の点について注意を払う必要があります。
　

• 公共USBポートからの情報漏洩
• フリーWi-Fiからの情報流出
• フィッシング詐欺
  　

空港やホテルにある無料のUSB充電ポートへのスマートフォン接続は情報漏洩の危険が潜んでいます。

というのも、サイバー犯罪者たちがUSBポートにマルウェア（コンピューターウイルス）を送り込み、接続されたスマホから個人データを盗み取ろうとしているからです。これをジュースジャッキングと言います。
　

海外では無料Wi-Fiを利用できるスポットが多く、ホテルはもちろん、ほとんどのレストランや小さなカフェでもフリーWi-Fiに接続できます。レンタルWi-Fiなどを利用せずに、無料Wi-Fiのみで海外を過ごす方も多いのではないでしょうか。

しかしながらフリーWi-Fiにはセキュリティを高める為の暗号化がされていないことが多く、不正アクセスによる個人情報の流出や、遠隔操作による盗聴などのリスクが考えられます。

フリーWi-Fiを利用したクレジットカード番号の情報入力などは避けましょう。

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フィッシング詐欺とは、インターネットを利用する人から、お金を得るためにクレジットカード情報や銀行口座情報を騙し取る手口の犯罪です。

例えば、先述したような公共USBポートやフリーWi-Fiからの情報流出で得たメールアドレス宛に、偽サイトに誘導するためのメールを送ってきます。

その偽サイトというのが、本物のサイトと区別がつかないほど巧妙に作られていることもあり、一目では詐欺であると判別できないケースが増えてきています。

そして偽物のサイトと気づかずクレジットカード番号や口座番号を入力してしまえば、お金を奪われてしまいます。

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キャッシュレス決済にふさわしい財布を選ぶためには、以下のコツがあります。
　

キャッシュレス決済にはクレジットカードや電子マネーを使用するため、カード収納ポケットがある財布がおすすめです。

また、ポケットの数が多く、使い分けができる財布も便利です。以下に代表的なポケットの数が多い財布をいくつか紹介します。
　

➥ 長財布

長財布は、大きめの財布で、長い形状が特徴です。お札やカード、小銭などを収納するポケットが多く、使い分けができるのが魅力です。
　

➥ ジップウォレット

ジップウォレットには、通常の長財布と同様にお札やカードを収納できるスペースがありますが、ジッパーでしっかりと閉じることができるため、中身が散らばる心配がありません。

また、小銭を収納するための小さなジッパー付きポケットも備わっている場合が多く、コンパクトながらも必要な機能をしっかりと備えています。
　

➥ 二つ折り財布

二つ折り財布は、お札を収納するポケットやカードポケット、小銭入れなどがあり、多くのポケットが付いています。また、折りたたんでコンパクトに持ち運べるのも特徴です。
　

➥ 三つ折り財布

三つ折り財布は、三つに折り畳むことでコンパクトに持ち運べる財布です。カードポケットや小銭入れが複数あるタイプもあり、使い分けができます。
　

これらの財布には、それぞれの種類に特徴的な機能やデザインがあります。自分に合ったポケットの数が多く、使い分けができる財布を選ぶことで、より快適なキャッシュレス海外旅行を実現することが出来ます。
　

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キャッシュレス決済によって、クレジットカード情報などの個人情報が漏洩する可能性があるため、セキュリティに配慮した財布を選ぶことが重要です。

例えば、電子波を遮断する素材が使われている財布や、ICカードを保護するNFC（近距離無線通信）カードをお財布に入れておくことで、安心してスマートフォンによるキャッシュレス決済を行えます。
　
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キャッシュレス決済によって、現金を持ち歩く必要がなくなるため、薄型でコンパクトな財布を選ぶことができます。また、軽量の財布を選ぶことで、持ち運びが楽になります。

軽量でコンパクトな財布には、以下のような種類があります。

➥ カードケース

カードケースは、主にカード類を収納するのに適した、薄型で軽量な財布です。コンパクトで軽いため、ポケットに入れて持ち運びやすく、デイリーユースにも最適です。
　

➥ ジップウォレット

ジップウォレットは、大きな財布と比べてコンパクトな設計が多いです。また、小銭を収納するための小さなジッパー付きポケットがある場合が多く、必要なものをコンパクトに収納できます。

さらに、カードポケットやお札入れも備わっていることが多いため、普段使いに適した財布として人気があります。
　

➥ 二つ折り財布

二つ折り財布は、お札やカードポケット、小銭入れが付いた財布です。一般的に、長財布やジップウォレットよりもコンパクトで、軽量であるため、ポケットに入れて持ち運びやすくなっています。
　

➥ 三つ折り財布

三つ折り財布は、二つ折り財布よりも小型で軽量な財布で、お札やカード、小銭入れが少ないタイプが多く存在します。大きな財布が苦手な方や、外出時に軽く持ち運びたい方におすすめです。
　

これらの財布は、機能性やデザインなど、さまざまなバリエーションがあります。ですから、自分に合った軽量でコンパクトな財布を選ぶことが大切です。
　

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キャッシュレス決済にふさわしい財布を選ぶ際には、デザインや使い勝手にも注目すると良いでしょう。

自分のスタイルに合ったデザインや、使い勝手の良いポケットの配置などを考慮することで、より快適なキャッシュレス生活を送ることができます。
　

デザイン面において、他の革財布と一線を画すのが「クロコダイル革財布」です。

この革は強度だけでなく、天然のものとは思えないような均等に並んだ腑模様の美しさから、 『革のダイヤモンド』と称されています。つまり、厳かで格式の高い革ということが言えます。

特徴はなんといっても細かく整った鱗模様。腹の四角形の鱗は細かく美麗に揃っており、横腹の丸い鱗とのバランスが絶妙で、まさに「黄金比」とも言える美しさです。

革世界においてクロコダイル革は、大変貴重な素材であるだけでなく、威厳のある重厚な存在として認知されています。