しかし、ちょっとした工夫をすることで、たまってしまった小銭を減らすことができます。さらに、キャッシュレス決済を活用することで、そもそも小銭が溜まるリスクを軽減させることもできます。
本記事では、「財布の小銭を減らす為の実践的な方法」と「小銭を増やさない為のキャッシュレス決済」について解説します。
1. 財布の小銭を減らす方法3選
事前にお釣り額を計算する
お会計金額から必要なお金を計算し、お釣りの枚数を最小限にすることで、財布の中の小銭を減らすことができます。
例えば、財布の中には、以下の紙幣と硬貨(合計3,244円)があるとします。
合計)紙幣3枚、硬貨10枚
- 千円札 3枚
- 百円玉 2枚
- 十円玉 4枚
- 一円玉 4枚
そして仮に、お会計の金額が2,388円だとします。この場合、レジの人にお金を渡す際には、いくら渡せば良いのでしょうか?
小銭を減らす為には、千円札を3枚、十円玉を4枚、一円玉を3枚渡します。この場合、支払う金額としては3,043円になります。そして、お釣りは655円となり、財布の中は以下のようになります。
合計)紙幣0枚、硬貨7枚
- 千円札 0枚
- 五百円玉 1枚
- 百円玉 1枚 + 2枚
- 五十円玉 1枚
- 五円玉 1枚
- 一円玉 0枚 + 1枚
この方法によれば、渡す小銭の枚数は7枚、おつりの小銭の枚数は4枚となります。その結果、財布の中にあった10枚の硬貨を、7枚に減らすことができるわけです。
このように、お釣りの枚数を最小限にするために、最適な支払い方を心掛けることが重要です。
交通系電子マネーに入金する
駅構内にある券売(入金)機を使って、たまってしまった小銭を、PASMOやSuicaといった交通系電子マネーに入金することができます。この方法を実践すれば、小銭を財布から減らすことができます。
そして交通系電子マネーは、交通費以外にも、多くのお店でキャッシュレス決済として利用できるため、お金が無駄になる心配はほとんどありません。
さらに、入金手続きには手数料がかからないため、損をする心配もありません。
ただし、入金機は5円玉や1円玉などには対応していないため、これらの小銭は利用できません。そのため、10円以上の金額に限定して交通系電子マネーを利用し、小額の小銭については他の方法で処理する必要があります。
銀行ATMに入金する
次に、銀行ATMにて硬貨を口座に入金してしまう方法です。銀行ATMでの入金には手数料がかからないのもオススメポイントです。
ただし、銀行によっては取り扱える硬貨の数に制限があるため、事前に確認しておくことが重要です。例えば、三井住友銀行のATMの場合は以下の通りです。
- 1回に投入できる硬貨は100枚(500円硬貨は75枚)迄。
- 枚数を超過する場合は、回数を分けて投入すること。
- 入金回数に上限無し。
一般的に100枚までしか一度に入金できませんが、日頃から銀行ATMで小銭を入金すれば問題ないでしょう。
ATMを利用する場合、両替ではなく口座入金という手続きを行うことになります。そのため、該当の銀行に口座を持っている必要があるのでご注意ください。
➥ 主要銀行窓口での硬貨取扱料金
各機関の窓口においても、50枚までは無料で対応してくれるようです。
関連記事
2. 小銭が増えないキャッシュレス決済
キャッシュレス決済の利用は、小銭を増やさない方法として非常に効果的です。
キャッシュレス決済では、クレジットカードやデビットカード、スマホ決済(電子マネー)などを使用して支払いを行います。主なキャッシュレス決済は、以下の通りです。
- スマホ決済(電子マネー)
- クレジットカード決済
- キャッシュカード
キャッシュレス決済とは、電子的貨幣価値のデータの送受信によって支払いが処理されるため、(現金の)お釣りを考える必要がありません。その結果、財布の中の小銭を増やさないことに繋がるのです。
他にもキャッシュレス決済における利点は多くあります。
スピーディな支払い手続き
キャッシュレス決済は、タッチやスワイプなど簡単な操作で支払いが完了します。レジでの会計が迅速に行われ、待ち時間が短縮されます。
特にスマホ決済では、アプリを開いてスマートフォンをかざすだけで支払いが完了するため、非常に便利です。
ポイントやキャッシュバックの還元
多くのキャッシュレス決済サービスでは、利用金額に応じてポイントやキャッシュバックが付与されます。
これにより、お得な特典を受けることができます。小銭を使わずに支払いをするだけでなく、さらなるメリットを得ることができるのです。
支払い記録の一元管理
キャッシュレス決済では、支払いの履歴がアプリやオンラインで一元管理されます。
細かな支払いや領収書の保管の手間を省くことができ、支出の把握や予算管理が容易になります。支払いの記録を見ながら、無駄遣いを防ぐこともできます。
キャッシュレス決済は、小銭を増やさないだけでなく、便利さも提供してくれます。現代の消費者にとって、キャッシュレス決済は欠かせない支払い手段と言えるでしょう。
関連記事
3. キャッシュレス決済に適したミニ財布
First Reachでは、クレジットカードや電子決済などキャッシュレス決済が広く普及し、現金を多く持ち歩く必要がなくなった現代に合わせた、必要なものだけをSMARTに収納するクロコダイル革コンパクト財布をメインに扱っています。
キャッシュレス財布
長所
- コンパクトで携帯性に優れる。
- キャッシュレス決済との相性が一番。
- 必要なモノだけを持つ習慣ができる。
- 財布が薄いので、ポケットが膨らまない。
短所
- お札が見えてしまう。
- 二つ折り財布に比べると収納力は劣る。
- 三つ折り財布に比べると収納力は劣る。
対象商品 >>
- キャッシュレス財布 2.0|マット加工 黒/黒|Shakhnoza
- キャッシュレス財布 2.0|マット加工 茶/茶褐|Shakhnoza
- キャッシュレス財布 2.0|マット加工 紺/茶褐|Shakhnoza
ジップウォレット
長所
- お金やカードをお財布からなくさない安心感。
- コンパクト化&収納力を両立。
- ファスナー閉じな為、多少の容量オーバーにも耐えうる。
短所
- 二つ折りや三つ折り財布と比較すると多少サイズ感がある。
- ジップを開けるワンアクションが必要。
関連記事
対象商品 >>
二つ折り財布
長所
- コンパクトなのでズボンのポケットに収納できる。
- 開くだけなのでお札を取り出すアクションが簡単。
- キャッシュレス決済との相性抜群。
短所
- カードポケットや小銭入れが重なるので厚みが出やすい。
- お札が二つ折りの形状に曲がった形で収納される。
関連記事
対象商品 >>
三つ折り財布
長所
- コンパクトで携帯性に優れる。
- パンツやアウターのどんなポケットにも収まる。
- 必要なモノだけを持つ習慣ができる。
- キャッシュレス決済との相性良し。
短所
- 二つ折り財布に比べると収納力は劣る。
- 折りたたむ分どうしても厚みが出やすい傾向にある。
関連記事
対象商品 >>
薄い長財布
- スッキリしたフォルムでスーツに合う。
- 二つ折り財布より薄く、お札を折りたたまず綺麗に持ち歩ける。
- クロコダイル革の素材感を存分に味わえる。
- ズボンの後ろポケットからはみ出る。
- 収納数がある代わりに財布の厚みが出てしまう傾向がある。
関連記事
対象商品 >>
関連記事